
No.8(1999年2月発行)
発行者:愛育病院院長 事務局:愛育病院事務部管理課
| この『愛育ひろば』にはみなさまの声をたくさん載せたいと考えています。愛育病院へのご要望、育児のこと、お子さんの自慢etc.何でも結構です。ぜひ下記アドレスまでお寄せ下さい。 |
『産婦人科が新しくなりました。』
| 産婦人科外来の改修で、外来の診察や、入院療養環境が快適になりました。
外来部門では、外・中両待合い室をはじめ診察室・各相談室等が広くなり、ゆとりのある空間で受診することができます。また、呼出しカード(診察呼出し用ポケットベル)の導入により、マイクで名前を呼ばれることがなく、プライバシーが守られるとともに、診療の順番待ち時間中でも待合い室から解放され、呼出しカードで呼び出されるまで食堂・売店・トイレ等自由な時間を過ごすことができることになり、皆さまから大変喜ばれています。。 病棟部門ではLDR室(陣痛室・分娩室・回復室を統合した個室)をはじめ個室の数を増やし、入院生活をより快適に過ごして頂くための整備をしました。また、新たにPICU(母体・胎児集中治療室)が発足し、難しい分娩に対する十分な体制が整いました。新生児のためのNICUと併せてこのPICUを備えたことで、周産期医療の専門病院としての機能がさらに強化され、今まで以上に皆さまに安心してご利用いただける病院となりました。 |
『三つ子の魂(たましい)ってなに?』 母子保健科部長 佐藤 紀子
| 昔から、「三つ子の魂、百まで」といいます。三つ子とは、むかしの数え年で3歳のことですから、現在の2歳児にあたります。今、「心の育児」といわれますが、2歳児はこの「心の育児」の重要なポイントです。小さな赤ちゃんでも、発育とともに自我の芽生えがみられ、1歳を過ぎるとそれがさらに明らかになります。何に対しても「イヤ」といったり、大人がダメということに限って、やりたがったりします。2歳児では強い自己主張と所有欲が大きな特徴です。「うちの子はこのごろ反抗的になって、毎日叱ってばかりいます。」という相談は、2歳児の育児相談でとても多いのです。どう対応していいのかとまどうことも多いでしょう。でも2歳児なりに理解力と意志とプライドを持っています。時には毅然とした態度、顔つきで理解させることが大切です。また、反抗的にみえてもまだまだ体に触れて甘えたい時期です。甘えかかってきたら、こたえてあげましょう。「愛されている」という信頼関係が成立すれば、約束を守ったり、少しの我慢ができたりして、心もまた成長していくことになるのです。 |
『豆知識・・・カゼにご用心』 (小児科外来より)
| 春が待ち遠しいこのごろです。今年はインフルエンザも含め風邪が大流行しています。特に2月は、幼稚園や学校でも学級閉鎖が相次いでいます。同じように、家族間での感染も強烈で、外来でも家族全員が風邪という訴えが多く聞かれました。風邪のウイルスは人里離れた山奥で生活しない限り避けては通れません。
まず、毎日の生活のリズムを整えることが大切ですね。人混みを避け不要な外出をしない、手洗い・うがいを十分に行うことも予防の一つです。外来で最も多い相談は発熱です。これに対しては、水分補給・薄着・涼しい環境づくりが第一です。次は、嘔吐・下痢です。吐いた後などはあわてて水などを飲ませないで、しばらくお腹を休ませることが先決です。その後に一さじずつ試し飲みをして吐かないことを確認してから、流動物から慣れさせることが回復の近道です。焦らずゆっくり回復するのを待ちましょう。 |