周産期 遺伝相談のご案内
周産期 遺伝相談のご案内

NIPT(東京都認証施設)等
遺伝相談のご案内

NIPTについて

NIPT :Non-invasive prenatal
genetic testing
(非侵襲性出生前遺伝学的検査)

愛育クリニックは、遺伝知識を持った遺伝専門医・超音波専門医・産婦人科専門医がいる、東京港区のNIPT認証施設です。
当院には以下の特徴があります。
・土曜日も検査可能  ・クレジットカード利用可能
・基幹施設(愛育病院)との連携  ・紹介状不要
・都内検査のため、検査後2~5営業日で結果到着通知
・無料で胎児心拍チェック
・パートナー同伴可能(同伴は必須ではありません)
・NIPT判定陽性時の羊水検査が無料
・胎児初期精密超音波が追加料金17,000円(非課税)
Web予約

NIPTについて

<費用>

  • 109,000円(税込/総額)

NIPT陽性時の確定検査の費用はNIPTに含まれています。

<オプション>

  • 胎児ドック+17,000円(非課税)
  • 胎児心拍チェック追加料金なし
  • *1週間以内に心拍チェックされていない方におススメです。

<検査時期>

  • 妊娠9週0日〜妊娠17週6日 (18週以降は要相談)

<検査対象>

  • 年齢は問いません
  • 3つのトリソミーについて心配な方

<検査範囲>

  • 21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー、13トリソミー
    :生存の可能性のある3つのトリソミーのみを対象としています。

<検査のメリット・デメリット>

  • メリット
    • ・赤ちゃんの21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー、13トリソミーの有無を推定したい場合、採血検査は大きなリスクを伴いません。
    • ・この検査結果が陰性の場合、通常は羊水検査などのリスクを伴う検査はしなくてもよくなります。
  • デメリット(デメリットともなりうる)
    • ・この検査はあくまで非確定的な検査であるため、例えばこの検査を受けた10,000人に陰性という結果が出た場合、そのうちの1人は「陰性であったにもかかわらず、実際は赤ちゃんが21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー、13トリソミーのいずれかの変化を持っていた」という結果になることです(非常にわずかですが偽陰性が存在します)。
    • ・予期せぬ結果が出た場合、妊婦さんは予想外の精神的ストレスにさらされる可能性があります。
    • ・さらに妊娠継続を選ばなかった場合、辛い気持ちが残る可能性もあります。
NIPTのWEB予約はこちら

現在、お電話での予約はお受けしておりません。


NIPT 検査の流れ(所要時間30分程度)

① 遺伝カウンセリング
(NIPTについての説明や相談など)

② 採血

③ お会計(クレジットカード利用可)

<診療時間>

  • 平日9:00〜16:00 / 土曜日9:00〜12:00

<持ち物>

  • 診察券(芝浦の愛育病院と共通)
  • *健康保険証は不要ですが、保険診療となった際にはご提示をお願いします。

<来院時間のお願い>

  • 予約時間の10分前までに2階へお越しください。(初診の方は15分前)
  • *予約時間を過ぎますと、対応できない場合があります。

<結果の開示方法>

  • それぞれのトリソミーについて、[陰性][陽性][判定保留]のいずれかで結果を報告します
  • 結果のカウンセリングをおこないます
  • *結果は郵送にて報告します。
  • *結果のカウンセリングは、来院または通信機器でのご相談を承っております。
  • *結果が「判定保留や陽性」の場合は、今後の方針を早めに決定するために、当院よりお電話にてご連絡します。

<出生前診断学習動画をご覧ください>

出生前検査学習動画(約20分)


確定診断について

当院でのNIPTでの検査結果が「陽性」または「判定保留」の場合、羊水検査または絨毛検査で「確定診断」を行います。
(NIPT陽性時の確定検査の費用はNIPT費用に含まれています)

  • *検査が実施できるか否かを事前に超音波で拝見する必要があります。

羊水検査(妊娠16週以降)

超音波検査で胎盤や赤ちゃんの位置を確かめながら、妊婦さんのお腹に注射針を刺して約20ml程度の羊水を抜きます。羊水中には赤ちゃんのからだからはがれ落ちた細胞が浮遊していますので、それを培養して染色体や遺伝子を調べます。

羊水検査(妊娠16週以降)

絨毛検査(妊娠11〜14週)

妊婦さんのお腹に針を刺して絨毛を採取します。絨毛とは、胎盤の組織の組織の一部で、受精卵から発生するので基本的に赤ちゃんと同じDNAを持っています。羊水検査より早い時期に染色体や遺伝子を調べることができます。

出典:出生前検査認証制度等運営委員会

  • *検査前に胎児ドックが必要です。絨毛検査を希望された場合でも、胎盤限局性モザイクが疑われる方、または安全に絨毛穿刺ができないと判断される方は、16週以降の羊水検査となります。
絨毛検査(妊娠11~14週)

<所要時間>

  • 院内滞在時間は数時間
  • * お仕事をされている方は、検査日はお休みしてください

<解析方法>

<検査後の生活>

  • 検査当日はシャワーのみ、翌日より出勤・入浴可

<結果の開示方法>

  • 郵送+結果のカウンセリング
  • *結果のカウンセリングは、来院または通信機器でのご相談を承っております。